食事療法と薬物療法。私たち親子が体験した2ヶ月間の便秘治療体験記 ③

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第一回 息子が便秘症と診断されるまで

第二回 腸に溜まった便を全て出す
1週間の便除去後は、基本的に毎朝出るようになりました。
溜めても2日程度。
いきむ時も、以前のように顔を真っ赤にさせて「ウーッ!」と唸らなくなりました。

便自体も、前のような水分の少ない硬いうんちではなくなりました。
完璧に便秘症を治すために、食事療法と薬物療法を始めていきます。

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水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とは

「食物繊維は便秘に良い」と言われますが、食物繊維には2種類あることをご存知でしょうか?
食物繊維には”水溶性食物繊維“と”不溶性食物繊維”の2種類があります。


<水溶性食物繊維>

善玉菌のエサになります。
善玉菌を増やして、腸内環境を改善する働きがあります。

わかめやひじき等の海藻類。
りんごやばなな等の果物に豊富に含まれています。
<不溶性食物繊維>

おからなどに多く含まれています。
保水性があるので、水分を吸うことで膨らみ、便の量を増やします。

穀物や大豆、ごぼう等に豊富に含まれています。


便の量が増えることで、腸を刺激して排便を促すことが出来ます。
不溶性2:水溶性1 のバランスで摂取することが理想的とされています。

おすすめは「麦ごはん」

大麦は、水溶性・不溶性の2つの食物繊維をバランス良く摂取することが出来ます。
治療期間中は、毎食麦ごはんを炊いて食べさせていました。

「1歳前後の子供に穀物を与えるのは、消化に悪いのでは?」と心配になった方も多いと思います。
穀物を使ってご飯を炊く場合、少し大目に水を加えて炊くのがポイントです。
もしくは、穀物だけ数時間給水させます。

水分が少ない状態で炊くと、胃の中の水分を穀物が吸うので、消化不良の原因になります。
心配なら、食後にしっかりとお茶を飲ませるようにすると安心です。

息子に食べさせていたのは、近所のドラッグストアで購入した はくばくの胚芽押麦です。

大麦の持っている自然の栄養素を損なわずに摂取出来るのでオススメです。
何時間も給水させる必要がなく、袋の裏面に記載されている量の水を加えるだけで炊けるので手軽ですよ!

乳酸菌のラクティス菌は便秘に最適!


小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト400g

担当してくださった先生が、「ラクティス菌」が効果高いよ!と仰っていました。

「ラクティス菌」とは、小岩井乳業が販売しているヨーグルトに使用される乳酸菌の一種です。

ラクティス菌は、強酸の環境下でも100%近く生存することが出来ます。
また、腸への付着性も高いので、腸に長く留まることが出来ます。

それにより、腸内環境を整えることが可能です。
腸内環境を整えることで、免疫力も上げることが出来ます。

薬物療法は補助でしかない

日々の食生活で、腸内環境を整える食べ物を摂取します。
それを踏まえて、便を柔らかくする酸化マグネシウムと桃核承気湯(とうかくじょうきとう)を寝る前に服用します。

あくまでも食事療法で、根本的に便秘治療をします。
薬物療法は、その補助として行っていくと先生は仰っていました。

漢方薬は、苦かったようで飲みませんでした。
「飲まなかったら飲ませなくて良いから」との先生からの指示があったので、そのまま中止しました。
そのため、便除去後の1ヶ月と3週間、酸化マグネシウムを飲まし続けました。

2ヶ月で便秘症が改善した!

2週に一度、定期的に通院しながら様子を診てもらいました。

毎朝、ある程度決まった時間に排便があったので、酸化マグネシウムを飲ますのを中止しました。
それでも、ちゃんと毎朝排便があったので、2ヶ月間で治療を終了することが出来ました。

1歳7ヶ月になった現在でも、風邪を引いたり、雨が降って運動量が減るとうんちが無い日があります。
でも、2~3日に1回は必ず排便があるので、腸内環境に問題は無いようです。

今でも、食事はなるべく食物繊維のバランスを考えて出しています。
食べないことがありますが、ヨーグルトは好きで必ず食べてくれるので出し続けています。

最後に

大人でも子供でも、腸内環境が悪いと免疫力が低下します。
免疫力が低下すると、風邪をひいたり、肌荒れしやすくなったりするんです。
離乳食の時期は、免疫力低下による食物アレルギーが心配ですよね。

「3日に1回は出るから」と、放置するのは危険です!
慢性的に2~3日の便秘があれば、一度小児科を受診することをオススメします。
時期的に感染症が怖ければ、外来患者の少ない時間に受診出来るように、電話で相談してみてください。

ライターとしての経験が浅く、長文記事になってしまいました。
ここまでお付き合い下さってありがとうございました。
この記事を読んで、少しでも便秘症の受診のきっかけに繋がりますように。

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